「やめてよ!覗かないでよ!」
「何よ!いきなり人の家へきて威張るんじゃないわよ!」
「何よ!私より年下の癖に。いいからあっちへ行ってよ」
「覗くくらいいいでしょ!見せなさいよ!」
「冗談じゃないわよ。せっかく一人でゆっくり出来るようにしてもらったのに」
「いい加減にわがままは止めて、おとなしく出てらっしゃいよ」
「嫌よ!誰が出てゆくものですか」
「生意気よ!うちの子でもないのに」
「うるさい!あっち行きなさいってば!」
き~~~きゃ~~~~!!!
と、まあこんな事を言い合っているのでしょう。
網戸を隔ててビーとシュシュの大喧嘩です。
声だけ聞いていたら
完全に取っ組み合いをしていると思いますよ。
殴り合いか、引っかき合いか、噛み付き合いか・・・・
しかし女というものは人間であれ猫であれ
激しいですね~。
ひとたび火がつくとこちらはたじたじです。
まあ、声だけだからいいか。(ご近所さんごめんなさい)
と、思っていた今朝5時。
また2匹の黄色い声と、どたばたが聞こえた。
どたばたは網戸越しには起こらなはず。
????何処でやっているんだろ?
一挙に目が覚めてしまった。
シュシュは入れないように人間の知恵を絞って作り上げたガードを
(まあシュシュよりこちらが浅知恵なのは承知しているけれど)
見事突破して、ビーの部屋へ侵入していた。
そこでとうとう2匹が生で戦っていたと言うわけ。
生といってもビーは大声を上げるので
実際には未だ声だけの段階でした。
結局いつも、何でも
私らの浅知恵と、シュシュのずば抜けた能力との戦いになるのです。
さて、今日はどうやってビーの部屋に入らせないようにして仕事に行くか。
思案のしどころですね。
しかしちょっと希望も出てきました。
ビーが甘えて顔を私の手にスりスりするようになりました。
昨日はおでことおでこをくっつけて話もしました。
しかしちょっと長くやると怒り出します。
でもね~。大進歩です。
たったの2ヶ月で頭を撫でさせてくれるようになったし、
当初の想像よりずっと早いです。
ビーが寂しい気持ちや甘えたい気持ちを
表現してくれるようになって良かった。
それが分かれば対処の仕方が分かると言う物です。